マーケティング職の現実とは?|在宅しやすい?稼げる?全部正直に書きます

みなさんこんにちは。
haniです。

「マーケティング職って、華やかで、なんかカッコ良くて、在宅できて、頭を使う仕事で、しかも稼げそう」

…ってイメージありません?
ぶっちゃけわたしはありました。笑

実際にマーケティング職として働いてみて感じたのは、
このイメージは半分は正しくて、半分はかなり都合よく切り取られているということです。

在宅できるのか。
稼げるのか。
そして、どんな仕事を任されるのか。

元マーケターとして、現在は業務委託・副業も含めて関わっている立場から、忖度なしで、正直に書いてみまたいと思います。

マーケティングに興味ある、マーケターという職業に憧れる、という方はぜひ読んでみてください。(そして夢をぶち壊したらほんとすんません)

マーケティング職って、実際どんな仕事?

私が携わっていたのは、BtoBとBtoCどちらもありました。

マーケティングの仕事とは、簡単に言えば営業に回すリード(見込み客)情報を集めることです。

  1. 戦略を考える

  2. 実行する

  3. データ分析をする

  4. 改善する

この4つのサイクルを基本的にはひたすら回す、という地味な仕事です。

私が実際にやってきた業務は、例えばこんな感じです。

  • 市場・競合・顧客リサーチ

  • ペルソナ設計、カスタマージャーニー整理

  • セミナー企画&運営

  • マーケティング戦略・施策の設計

  • KPI設計、数値目標の設定

  • オウンドメディア・コンテンツ企画

  • SEO設計、記事構成作成

  • 記事・LP・メルマガなどのコンテンツ制作、ディレクション

  • 広告運用(リスティング、SNS広告など)

  • SNS運用方針の設計、投稿企画

  • CRM・MAツールの設計、運用

  • アクセス解析、データ分析、改善提案

  • レポーティング、社内共有資料作成

  • 営業・CS・制作チームとの連携、調整

  • 外注先(ライター・制作会社など)の管理

ここまで書くとなんのこっちゃと思うかもしれないのですが、実はマーケティングの業務って幅が広いです。しかも8割くらいはパソコンと睨めっこしてます。

要するに、戦略考える仕事と、それを形にして効果がなかったら改善をする、その成果として見込み客の情報をたくさん取れと言われる仕事です。

ただし、マーケターがこれらすべての分野で同時に成果を出せるわけではありません。マーケティングは非常に守備範囲の広い領域であり、人によって得意・不得意が大きく分かれます。(ここ大事)

戦略設計が強い人もいれば、分析が得意な人、コンテンツ制作に力を発揮する人もいます。

重要なのは「全部できるマーケター」になることではなく、自分が価値を出せる領域を理解し、そこを軸に経験を積んでいくことです。

おそらくマーケターで全ての分野で結果を出せる、という人はほとんどいないですし、いたとしたらだいぶ話盛ってる可能性あると思います。笑

マーケティングは在宅しやすい?

結論から言うと、マーケティングはほぼ在宅オンラインワークで完結します。ただ、一部どうしても難しいものもあります。

在宅しやすい業務

私自身、在宅で完結しやすかったのは以下の業務でした。

  • SEO記事・コンテンツ設計

  • ライティング、編集

  • 数値分析・改善提案の資料作成

  • ウェビナー

  • 業務委託としてのマーケ支援(コンサル)

  • 広告運用

この領域は、在宅・リモートとの相性がかなりいいです。基本コンテンツ作成や分析などは在宅でもできました。

在宅しにくい業務

一方で、会社員マーケ時代にきつかったのは、

  • インタビュー系の記事作成

  • リアルセミナー

  • クライアントからのヒアリング

人が絡む割合が増えるほど、在宅は難しくなります。マーケティングでもクライアントからの情報は欲しいので普段から接点があればいいのですがなかなか情報が上がってこず、もどかしい部分はありました。

つまりマーケだから在宅できるのではなく、業務内容次第です。例えば広告運用やSEOは極めれば在宅でも引く手数多でしょう。将来的に在宅ワーク狙うなら広告運用やSEOに特化した業務を極めるのがおすすめですね。

マーケティング職は稼げる?

結論から言うと、マーケティング職はかける労力に対して比較的稼げる部類の仕事ではありますが、職場環境や担当業務、キャリアの方向性によって幅があります。

だいたい私の周りのマーケティング職の人は30代で500-800万くらい稼いでる人が多いです。未経験なら300万くらいからかなと。

稼ぎ方・収入の違い(働き方別)

稼げる度合いは、どの立場でマーケティングに関わるかでも変わります。

①企業の専属マーケターとして働く
→ 安定性・年収ベースの収入が得られやすい。社内でキャリアを積んでいくことで、一定以上の給与水準を目指しやすい。ただ一つの業界の知見しか得られない傾向にある。

②マーケティング専門の会社に入る(エージェンシー/専門職)
→ スキル・経験が評価されやすい反面、成果主義や競争が強い環境もある。年収帯は企業内マーケターと重なるが、専門性が深いと高待遇も見える。様々な業界で案件は多いのでスキルアップは爆速。

③独立してコンサルや業務委託で仕事を受ける
→ 単価次第で大きく稼げる可能性がある。対価は成果物や案件単価に依存するため、スキルと成果を出し続けられる人には大きなリターンがある一方、安定性は落ちる。

おすすめ順(実務目線)としては、実力に自信があるなら独立・コンサルでもいいのですが、そうでない場合は企業マーケターかマーケティング専門の会社からスタートがおすすめ。企業マーケターのほうがプレッシャーは少ないので精神的にもいいかもしれません。

マーケターに向いている人・向いていない人

マーケティングの仕事をしていて自分が向いているかどうか、と問われると、今でもわかりません。笑 というのも、業務の幅が広いのでどうしても得意なジャンルと苦手なジャンルは出てくるからです。

ただ、個人的に向いてる人、向いてない人はこんな感じかなと思います。

向いている人

  • 情報を整理して言語化するのが得意

  • 全体構造を見るのが好き(マルチタスク型)

  • 地味作業が続いて黒子役でも割り切れる

  • 数字と感情の両方を扱える

  • 結果が出なくても責められても気にしないメンタル

  • 不確実性を許容できる

向いていない人

  • クリエイティブだけやりたい

  • やるべきことをやれば結果が出ると思っている

  • 自分のコントロールできる部分が多い方がいい

  • 成果が自分だけのものだと思いたい

  • 数字が苦手

マーケは、意外とデータ分析が肝なので数字で管理するのが苦手、という方はストレスを感じやすいと思います。

また、ビジネスにおいて見込み客をとるという非常に責任の重い仕事の割に、成果が出るかわからない不確実性の高い仕事です。

上からのプレッシャーで消耗しやすい職種なのと、なぜ結果が出ないのかを詰められることも結構あるので消耗しやすいです。

マーケティング職のいいところ

ここまで散々マーケティングは地味な仕事だしきついみたいなことを書いておいてなんですが、けっこういいこともたくさんあります。

リードが安定して取れるようになる達成感

施策を積み重ねた結果、リード獲得数が安定してくると、マーケティングが「再現性のある仕事」だと実感できるようになります。

単発の成果ではなく、仕組みとして数字が回り始めた瞬間は、地味ですがマーケターにとってかなり大きな達成感があります。

自分のリードが会社を支えているという実感

自分が設計・改善してきた施策から生まれたリードが、営業活動や売上に直結していく過程を見ることで、「会社が回っている一部を自分が担っている」という手応えを感じられます。

マーケティングは表に出にくい仕事ですが、数字として貢献が可視化される点は大きなやりがいです。

企画を通して、さまざまな人と出会える

マーケティングの仕事では、営業、制作、エンジニア、外注先、クライアントなど、立場や専門の異なる人たちと関わる機会が多くあります。

企画を軸に人が集まり、意見をすり合わせながら形にしていく過程は、単純な作業では得られない経験になります。

日常生活でも使えるスキルが身につく

マーケティングで身につくスキルは、仕事に限らず日常でも役立ちます。

たとえば、Canvaを使った簡単なデザイン、人を集めるための導線設計や発信の考え方などは、個人の発信、副業、趣味の活動にもそのまま応用できます。

「仕事で得たスキルが、生活の選択肢を広げてくれる」点は、マーケ職ならではのメリットだと感じています。

ちなみに私が得たデザインなどの知識やスキルは、今や趣味の同人誌の作成などに存分に活用されてます。笑 趣味にも使えるのはいいこと。

マーケティング職で在宅と収入を両立したい場合の、現実的な戦略

在宅で、ある程度の収入を目指すなら、このあたりが大事かなと思います。

• 「マーケ全部できます」は避ける
• SEO/ライティング/広告などに専門特化
• 正社員一本にこだわらない
• 業務委託・副業で実績を積む

今後マーケティングを始めて在宅で働きたいと考えている方に率直に言ってしまうと、絶対にスキルや経験は必須となります。

ただ、現状については高いお金を払ってスクールに通ったりする必要はないかなという印象です。

広告運用についてはまずは自分が売ってみたいサービスや商品を作ってgoogleやfacebook広告などを試行錯誤しながら出すこともできますし、SEOライティングであればまずはクラウドソーシングサイトなどで初心者向けの案件を受けてみることもおすすめです。

クラウドソーシングでSEOライティングの仕事を始めたい人にはこちらの記事がおすすめです。

【初心者向け】在宅SEOライターの始め方ロードマップ〜案件応募から継続依頼につながる記事の書き方まで〜

まとめ

マーケティング職は、思ったよりキラキラした仕事でも、楽に稼げる仕事でもありません。業務範囲は広く、調整や説明に追われる場面も多くあります。

一方で、仕組みを作り、数字として成果が見えるようになったときの達成感や、自分の仕事が会社を支えていると実感できる瞬間は、他の職種ではなかなか得られないものです。

在宅で働けるか、稼げるかどうかは、「マーケティング職かどうか」では決まりません。どの業務を担当し、どんな形で価値を提供できるかによって決まります。マーケティングの仕事の中でも在宅と相性の悪い業務などもありますし…。

これからマーケティング職を目指す人は、最初から「全部できるマーケター」になろうとしなくて大丈夫です。まずは、自分が価値を出せそうな領域を見つけ、そこで経験と実績を積むことが、結果的に近道になります。

この記事がこれからマーケティング職に就きたい方の参考になりますように✨

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I’m Hani

海外の英語学校で数年間勤務したのち、九州へ移住。出産をきっかけに働き方を見直し、現在は日本語教師として働きながら、通信制大学で中学校英語の教員免許取得を目指しています。

国際結婚で2児の母。教材制作、KDP出版、ブログ運営にも挑戦中。

国際結婚、子育て、学び直し、教育、働き方、旅や暮らしについて、実体験をもとに発信しています。三度の飯よりカフェが好き。

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